2022年度第1回計画修繕委員会

管理費と棟別修繕積立金

2022年現在の年度会計にみるバランス

下表のように、管理組合費は余剰があり、棟別修繕積立金は、不足がある状態になっている。

管理組合費9,000,000円の余剰がある
棟別修繕積立金駐車場会計から、12,500,000円組み入れている
年度会計でみるバランス

管理組合費については、2008年時の長期修繕計画資産時より、積みあがった余剰金が約90,000,000円ほどある。

余剰金の振り分け

余剰金、約90,000,000円を各棟に振り分けることとした。

年度ごとに発生する管理組合費の余剰金の解決

年度ごとに発生する余剰金については、2年に1度の間隔で、棟別修繕積立金に振り分ける。棟別修繕積立金は、世帯ごとに異なるので、振り分け金額は、一律にはならない。基準を、棟別修繕積立金を多く支払う世帯が振り分け金をうけとらないような形式とする。

管理組合費と棟別修繕積立金の見直し

管理組合費と棟別修繕積立金の見直しが適切との意見もあるが、すべての世帯が負担増とならないような見直しを実施すると、実質的な値下げになる。現在は管理組合費には、余剰金がある状態だが、高齢化が進むと、理事会運営を区分所有者だけで担当する事が難しくなることも考えられる。外部委託にたよるなどすると、管理組合費は、余剰金が減少する方向に進むことも考えられる。減少するタイミングで、管理組合費を増やす事を考えると、賛成は得にくいのではと考えた。高齢化が進んだ団地で収入が年金にたよる状況では、管理組合費の増額は、受け入れにくいものとなるとの予想である。

振り分け手続きの標準化

エクセルシートなどを使用して数値を入力すると、自動計算するようにしておき、管理組合の会計担当の負担を減らすようにする。管理組合費から棟別修繕積立金の振り替えに伴う、余剰金の払い戻しにおいても、JSが簡易に対応できるような手順書を作成する。

規約変更

管理組合費の棟別修繕積立金への分配においては、以下の条項の変更をおこなっておくことが望ましい。

区分経理 第31条 3

組合費、修繕積立金及び棟別修繕積立金を相互に振り替えることを原則として禁止する。ただしやむを得ず一時的に流用するときは、資金元の資金計画の執行に支障がないことを確認して、資金元への返済計画を示して総会の承認を得なければならない。

備考

当議題は、本来管理組合で検討すべき事項であったが、管理組合理事会において、検討できる人員がいないため、計画修繕委員会が検討している。

2027年の機械式駐車場の入れ替えの検討

機械式駐車場は、入れかえず埋め戻し、3号棟西側に公道から直接駐車する駐車場をつくる方針とする。

3号棟西側駐車場とした経緯

機械式駐車場を入れ替えた場合、立体駐車場を拡大した場合を検討した。結果、3号棟西側駐車場とすることが、最善との意見で合意している。

機械式駐車場の入れ替えの検討

2022年12月の見積もりでは、約50,000,000円かかる。機械式の入れ替えをしても、深さが足りないので、近年の車高の高い軽自動車は1段目には駐車できない。

自走式駐車場を拡大した場合の検討

概算金額は、130,000,000円であった。駐車場の2階部分が5号棟側に近づく。建築基準法に従い、5号棟側の西側窓ガラスを、網入りガラスとする必要がある。

3号棟西側を駐車場の検討

三号棟西側の植栽がある部分を駐車場としても、機械式、自走式よりも費用などすべての面で受け入れやすいと考えている。

開催日時

2023年1月28日 16:00-18:00

出席者

氏名部屋番号出欠
植松1-102出席
大原2-108出席
吉田3-303欠席
小川4-301出席
安藤5-406出席
秋間7-501欠席
井上8-101出席
田辺(建築理事)5-302欠席
吉村 イントロン出席
出席リスト